日時:2018年5月21日(月)16:00〜18:00
場所:東京大学東洋文化研究所3階大会議室
講演者:Oliver Watson博士(オックスフォード大学ハリーリー中東美術・物質文化研究センター、イスラーム美術・建築名誉教授)
※ご発表は英語で行われ、通訳はつきません。
※登録の必要はありません。ご自由においでください。
講演者ならび講演概要について:
オリヴァー・ワトソン博士はイスラーム陶器研究の第一人者です。ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館の主任学芸員を務められたのち、オックスフォード大学アシュモリアン美術館学芸員、ドーハのイスラーム美術館館長、オックスフォード大学イスラーム美術・建築I. M. Pei教授を歴任され、現在同大学名誉教授です。ご著書にPersian Lustre Ware (1985), Ceramics from Islamic Lands: a Catalogue of the al-Sabah Collection, Kuwait (2004), Museum of Islamic Art – Guide (2008)があるほか、イスラーム陶器に関する数多くの論文を発表されています。
今回は、博士が最近特にご関心をお持ちのミーナーイー陶器についてご発表いただきます。ミーナーイー陶器とは、12世紀後半から13世紀前半にかけてイランで作られた多色のエナメル彩陶器で、彩画には絵画的な要素が多々見られる魅力的な器です。どうぞ奮ってご参加ください。
連絡先:桝屋 masuya(at)ioc.u-tokyo.ac.jp
担当:桝屋