「世界哲学」という新しい概念は、これまでの欧米中心的な哲学観を揺さぶりながら、その他の地域の哲学を普遍的なものに向かって開こうとする発見的な概念です。それを「世界哲学史」という歴史的な編成によって示そうとするのが、この『世界哲学史』全8巻のシリーズの意図です。「世界」、「哲学」、「歴史」という概念が問い直され、結び直されるダイナミズムが表現されるはずです。東アジア藝文書院からは、中島隆博を含めて、納富信留先生、石井剛先生に寄稿していただいております。
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