7月3日、黒田教授が今年度から開始する科研プロジェクト"Variety of Exchange and Multiplicity of Money in Global History(19H01510)"の立ち上げの研究会を、パリ大学ナンテール校にて同校Patrice Baubeau教授の協力を得て、ケンブリッジ、ハーグ、リヨン、ルント、モスクワから貨幣論・貨幣史研究の同僚を集めて主宰しました。
交換の多様性が貨幣の多元性をもたらすという視点からの黒田教授の世界貨幣史についての提言をめぐり、活発な議論が交わされました。
引き続き7月4,5日に同校でのBaubeau教授主宰のワークショップ "The Money of the Poor" にて、黒田教授は司会と研究報告 "A Monetary Unification Neglecting the Ground Level: Myth of Unified Money in 1935 China" を行いました。同ワークショップのプログラムは下記の通りです。