東洋文化研究所図書室、倉石武四郎教授旧蔵の倉石文庫に蔵される『紅楼夢』程乙本及び伊藤漱平教授旧蔵両紅軒文庫に蔵される『嬌紅記』の影印本が汲古書院から刊行されました。清代の小説『紅楼夢』には多くの版本がありますが、程甲、程乙の両本は最初期の印刷本として、とりわけ貴重なものです。奇しくも本所図書室には、この程甲、程乙の両本がそろって収蔵されており、昨年の両紅軒文庫蔵『紅楼夢』程甲本に続く影印出版です。『嬌紅記』は、明刊の小説で、世界にただ一つしかない貴重な版本です。
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http://www.kyuko.asia/book/b186009.html
http://www.kyuko.asia/book/b186011.html
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